今ネットでドイツの超ホワイトな労働環境が話題になっています。
ネットの声は「ドイツは良いよな」とか「日本の労働環境はダメ」みたいな声が多いので、僕は建設的にどうすれば日本の労働環境を改善できるのかを真剣に考えてみました。
●日本とドイツの差
日本とドイツは両国とも勤勉な国民と言われていますが、大きな違いは以下の2点だと思います。
- 個を大切するか
- 仕事への対し方
合理的に考えて改善していけば自ずとドイツのような環境に変わっていくはずなのに変わらないのは日本の歪んだ上下関係や空気を読むという悪しき文化がドイツのような環境に変化することへの障害になっていると思います。
高城剛のメルマガでは江戸時代や戦時中に儒教を為政者の都合の良いように解釈し、上の言うことには逆らわない人間を作り上げたことが問題の原因と書いてありましたが、僕も問題の根本はこのへんにあると考えています。
●改善方法
改善方法はズバリ価値観の多様化と上下関係を無くしフラットにすることだと思います。
これで、様々な考え方の人間がより良い環境を作るための工夫を実行にうつしやすくなります。
ダイバーシティの本質もこれだと思います。
育児や産休、ワーキングマザーのための用語くらいにしか思っていない会社もありますが、本質を理解し追求していくことで皆が生きやすい社会が生まれていくのだと思います。
実は、僕はゆとり教育は本質はこれらの問題点を解決するためのアイデアだったと思うのですが、本質を理解してない人が運用したため失敗したと思っておりとても残念です。